「高いけどかっこいい」で有名な Pitakaのスマホケース。
私は新卒1年目のときに勢いで購入し、気づけば1年半以上使い続けています。
ケースに加えてスマホリングも購入しています。 結論から言うと、耐久性は圧倒的に高くて「買ってよかった」と思える部分が多い一方、いくつかの欠点もはっきり見えてきました。
この記事では、実際に1年半使った感想をまとめていきます。

Pitakaとは?ブランドと素材の特徴

Pitakaは、アラミド繊維(ケブラー素材)を採用したスマホアクセサリーブランドです。
この素材は防弾チョッキにも使われるほど強靭で、軽量かつ高強度が特徴。
デザインもカーボン調で高級感があり、「軽いのに頑丈」「MagSafe対応でスタイリッシュ」という点からAppleユーザーを中心に人気があります。

私はGalaxy S25 Ultraを利用しているので、iPhoneユーザではありませんが、 Pitakaの説明には変わらないのでどちらのユーザにも参考になればと思います。

なぜPitakaを買ったのか?

当時はこんな理由で選びました。

  • MagSafeでスマホリングを使いたかった
  • 軽いのに壊れにくそう
  • 薄いのでポケットに入れてもかさばらない
  • 高級ケースを一度使ってみたかった
  • 新卒なりたてで「お金は使ってなんぼ」の価値観があった

あと、Galaxy S25 Ultra自体は20万弱するので、ケースとスマホリングで追加で1万されてもまあ変わらんかと 思っていた節がある気がしています。今思えばおかしいですけど、高い買い物するとこういう錯覚ってありますよね💦

1年半使って感じたメリット

1. 耐久性がかなり高い

私はスマホをよく落とすタイプで、画面フィルムはすでに4枚目を利用しているくらいです。
それでもスマホ本体には大きな傷が付いていません。
ケース自体は、遠目で見たら大きな傷がありませんが、各ケースの四隅は結構ボロボロです。 ケース自体が本体から傷を吸収してくれてるのかな、、、と思っています。

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pitaka_photo

また、傷のつき方が派手だと人目にもいい印象を与えませんから、 買い換える必要もでてきます。が、表面自体は傷がついていないので買い換える必要も特になさそうです。

2. スマホリングが緩まない

これが一番驚いた点です。
普通のスマホリングは1年くらいでユルユルになることが多いですが、Pitakaは1年半経ってもまだしっかり固定されています。
多少の緩みは若干あるものの、日常使いには全く問題ないレベルです。

また、ケース自体とmagsafe間の磁力も問題ないです。

ただし注意点として、MagSafeは垂直方向の力には強いが、斜め方向には弱いです。
スマホを横向きに引っ張るように力をかけると、意外と簡単に外れます。

3. 薄くて軽い

カーボン調デザインのおかげで「ケースを付けているのに裸のような感覚」で持てます。
ポケットやカバンに入れても邪魔にならないのは大きなメリットです。

ただ、スマホリングを追加で購入すると分厚くなるので、そこはデメリットですね。

気になったデメリット

1. 側面の保護が弱い

ケースの構造上、側面が完全には覆われないため、小さな傷はどうしてもつきます。

2. 落下時にリングが外れることがある

何度かスマホを落としたとき、リングごと外れてしまうことがありました。
私は毎回拾えましたが、運が悪いとリングだけなくす可能性があります。

垂直落下では問題ないのですが、斜め方向や横滑りのときに外れやすい印象です。

これはPitakaに限らずMagSafeの構造的な弱点でしょう。
磁力が均一にかからない位置で力が加わると、どうしても外れます。
気になる人は、物理的に接着するタイプのリングを選ぶのも一つの手です。

3. MagSafeの弊害で一部機能が制限される

MagSafeを付けているとタッチペンが使えません。
反応が悪くなるとかいうレベルではなく、MagSafeをつけたあたりは全く反応がしなくなります。 スマホの隅の方だけはタッチペンが反応しますが、実質ほぼ使えなくなると思っていた方がいいです。

私はペンを使わないので困りませんでしたが、ペン派の人にとってはデメリットになります。

まあ、それにタッチペンを使わないと言っても、galaxyの付随機能が使えなくなるのは普通に機能劣後なので 改善されれば良いですね。

まあそもそも、iPhoneとかタッチペンがない多くのスマホユーザにとっては、気にしなくていい話ですが。

スマホリングの必要性

これは利用するスマホによりますが、Galaxy S25 Ultraのような大きいサイズの スマホ利用者は、間違い無く買った方がいいです。

というのも、独自のテクスチャー加工がされていると謳われているものの、 ナイロンのケースなどよりは確実に滑りやすいです。

スマホリングがあれば、もちろんそれに指を通すことで落とすことを予防にもなりますし、 リングを伸ばさなくても、その凹凸により持ちやすくなります。

せっかくのケースの薄さをダメにしてしまうことにはなりますが、大きいスマホを利用するにはおすすめです。

無印iPhoneの場合は?

これは、iPhoneでPitakaを使ったことがない上での主観ですが、リングも買ったほうがいいと思います。 私自身、手が大きくないせいか、無印iPhoneでも片手操作はかなり厳しいです。

あと雑談になりますが、iPhone miniは本当に良かったですよね。 あれは触った瞬間に「これだ」と思うくらい手にフィットしました。 私は学生時代にiPhoneを使っていたので、miniを店頭で手に取ったときのあの感触はいまだに覚えています。

最近はスマホの性能(カメラ、処理速度など)を重視するあまり大型化が進んでいますが、 カメラ性能やバッテリーに目をつぶれば、スマホは小さいほうが圧倒的に使いやすいと思います。

スマホで作業や編集をしない前提であれば、もう小型一択ですよね。

個人的には、「スマホは小さいのが最適解」というジョブズの考えに大賛成です。 この話は語り出すと長くなるので、ここではこのくらいにしておきます。

まとめ:Pitakaは買うべきか?

「耐久性が高く、軽くて薄いケースが欲しい人」にはおすすめできます。
特にMagSafeでスマホリングを使いたい人にとってはいい選択肢になると思います。

ただ、ケースとリングで1万超えるのは高いですね、、、