MacBookを買ったときに「キーボードカバーを付けた方がいいのかな?」と悩む人は多いのではないでしょうか。
私自身もMacBook Air用とPro用のカバーを購入して、4年以上使ってきました。

結論から言うと 「常用する必要はない。ただし一部の場面では便利」 です。

本記事では、私の実体験をもとに

  • キーボードカバーのメリット・デメリット
  • 4年間使ってわかったこと
  • どんな人におすすめか
    を徹底的にまとめます。

Macのキーボードは必ず汚れる

新品のMacBookのキーボードはマットで美しいですが、使い続けると 絶対に汚れます。
汚れの種類は大きく2つです。

  1. 隙間に入り込むゴミ
  2. テカリ(光沢汚れ)

①は掃除すればなんとかなりますが、②は避けられません。
皮脂ではなく「キー表面の摩耗」によるもので、私も信じられずキーを外して洗剤で洗ったことがあります。
結果:テカリは一切落ちませんでした…。

つまり、 MacBookのキーボードはどう頑張っても摩耗で光る運命なのです。


キーボード汚れを防ぐ唯一の方法

そこで登場するのが キーボードカバー。
Amazonなどで1000〜2000円程度で購入できます。

私もAir用とPro用を買い、実際に使ってみました。

メリット

  • キーボードが汚れない
  • タイピング音が静かになる(カフェで作業するときは多少ありがたい)

デメリット

  • 排熱を妨げる可能性(特にIntel MacBook Airでは顕著)
  • 打鍵感が悪くなる → タイピング速度が確実に落ちる
  • 装着したまま閉じると、画面に跡が残ることがある
  • 毎回取り外しが地味に面倒

要するに「清潔さと引き換えに、作業効率と気持ちよさを失う」感じです。


4年間の黒歴史レビュー

ここからは私の実体験を時系列で。

1年目

ノリノリでカバーを装着し、打鍵感に絶望する。 ただし、ピカピカのMacを汚したくなくて、いやいやカバーをつけて使う。

2年目

外したら世界が変わる。タイピングが快適すぎて、流石にカバーを外して使い始める。

3年目

食べカス防止用にたまに復活。カバーが「食事用エプロン化」。

4年目

ケースの奥底で眠る存在に。発見するたびに「お前まだいたのか」となる。

この流れを経て、私は「常用は不要」という結論に至りました。


どんな人におすすめか?

  • 手が汚れたままPCを触ることが多い人
  • 食事しながら作業する人
  • 中古で売るときの「見た目の綺麗さ」を最優先する人

逆におすすめしないのは

  • タイピング量が多い人(クリエイター・ブロガー・エンジニア)
  • 長時間作業する人
  • 打鍵感にこだわる人

Apple公式の見解は?

Apple公式としては、基本的にキーボードカバーの使用は推奨していません。
特にIntel時代のAirのようにキーボードから排熱するモデルではリスクがあります。
M1以降のMacBookは発熱が少ないので多少は安心ですが、公式サポートに頼れるわけではない点は覚えておくべきです。


まとめ:MacBookにキーボードカバーは必要か?

最後にメリット・デメリットを表で整理します。

項目 メリット デメリット
清潔 汚れを防げる カバー自体にホコリが溜まる
打鍵感 タイピング音が静か 速度低下・作業満足度低下
排熱 なし モデルによっては熱がこもる
ディスプレイ なし 跡や圧迫のリスクあり

結論:常用はおすすめしない。ただし「食事時」や「手が汚れている時」に限って使うのはアリ。