結論:日常使い&お風呂用スピーカーなら最高。屋外中心なら「+」を選ぼう
Bose SoundLink Revolve IIを1年半使ってみた結論は、 「コンパクトでも驚くほど低音が出る、日常使いに最適なスピーカー」です。 お風呂やキッチンで使っても壊れず、防水性能も十分。 屋外中心で利用するのであれば、「+」を選ぶのが良い。
一方で、このスピーカーは音楽視聴がメインであり、 映画視聴メインとするには場合は少し懸念あり、というのが正直な感想です。
以下、詳細にレビューしていきます。
Bose SoundLink Revolve IIの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 約27,500円(Amazon) |
| バッテリー | 最大13時間再生 |
| 充電端子 | Micro-B USB |
| 音質 | 360度スピーカー(全方向に均一な音) |
| 防塵防水性能 | IP55(防塵・防滴対応) |
| 接続方式 | Bluetooth / AUX(有線) |
| ステレオモード | 対応(2台ペアリングでステレオ再生可) |
| マイク | 内蔵(音声アシスタント対応) |
見た目は500mlペットボトルより少し大きい程度で、デスクや浴室に置いても邪魔になりません。

よかった点
1. 音質レビュー:小型でも低音が圧倒的
正直、最初は「小型スピーカーにそこまで差が出るのか?」と半信半疑でした。
しかし、Bose SoundLink Revolve IIの低音は別格です。
Intel MabBook Airから、M3 MacBook Proに乗り換えた時、 「MacBook Proのスピーカー凄え〜」と思っていたのですが、 初めてこのスピーカーで音楽を流した瞬間、「あ、全然違う」と感じました。
特に低音がかっこいい曲を流すと全然違います。 そして、360度スピーカーということもあり、 7畳ほどの部屋なら、どの位置にいても音量・音質ともに十分です。
🔊 料理中でも音が途切れない快適さ
私はキッチンで音楽を聴くのが習慣ですが、Macでは音量を大にしても料理音にかき消されてしまうため、Macをかなり近くまで移動させる必要がありました。
しかしこのスピーカーにしてからは、料理音に負けない迫力ある音量で快適に聴けるようになりました。
2. 防水性能レビュー:お風呂でも壊れなかった
このスピーカーの、防水性能はIP55です。これは「水の噴流にも耐える」レベルで、シャワーの水滴程度なら問題ありません。 私は1年半以上、ほぼ毎日お風呂で使用していますが、故障・音質劣化ともに一切ありません。
ただし、注意点もあります👇
💡 注意
- IP55は「温水」での検証ではないため、長時間の高温多湿環境での保証はないものと思われます。**
- 使用後は必ずタオルで拭いて室内に戻すのがおすすめです。
上記のリスクがあるため、私はシャワー中だけお風呂に持ち込み、 使い終わったらすぐ乾燥させています。 お風呂場に常時置きっぱなしにするのは避けた方が無難だと思います。
IP55などのIP規格については、詳細はこちらからご確認ください。
少し気になった点
1. 映画用途で感じた弱点:低音が強すぎる
映画を観るとき、BGMの低音が強く出すぎて、セリフがこもることがあります。
音楽メインで使うなら最高ですが、映画やドラマ視聴では向き不向きがある印象です。
そのため、私は映画を見るときだけMacBookの内蔵スピーカーに切り替えています。
実際、セリフ重視ならこちらのほうが聞き取りやすいです。
2. 接続性レビュー:Bluetoothが少し不安定
これはBose製品全般に言える気がしますが、複数デバイスとの接続切り替え時に不具合が起こりやすいです。
例えば、
- Macからスマホに切り替えると音が出なくなる
- Galaxyスマホでは接続に失敗する
といったケースがありました。
ただ、これはスピーカーに限らず全ての電子機器において、 iPhoneやPixelでは安定しているが、Galaxyだと接続に失敗する時があるなど、、端末との相性があると思います。
1台だけで使う分には問題ありませんが、複数デバイスを頻繁に切り替える人は注意が必要です。
Bose SoundLink Revolve+ IIを買った方がいい?
Bose SoundLink Revolveの購入を検討すると、まず最初に悩むのが 「+」にするかどうかだと思います。
これ私も結構悩んだのですが、私の場合は「+」じゃなくて十分だったと思います。 結論としては、野外でも利用する人は「+」、室内利用が目的の場合は通常版が結論だと思います。
比較表
| 項目 | SoundLink Revolve II | SoundLink Revolve+ II |
|---|---|---|
| 360°音響(全方向)対応 | 対応(360°音場) | 同じく対応(360°音場) |
| バッテリー駆動時間 | 最大 約13時間(平均音量時) | 最大 約17時間(平均音量時) |
| 本体サイズ・重さ | 約15.2 cm H × 8.2 cm W × 8.2 cm D/約0.66kg | 約18.4 cm H × 10.5 cm W × 10.5 cm D/約0.9kg |
| 携帯・持ち運びの容易さ | コンパクトで軽量。ハンドル無し。 | ハンドル付きで持ち運びやすい。屋外利用にも◎ |
| 防塵・防滴性能 | IP55(防塵・防水対応) | 左に同じ |
| 接続方式 | Bluetooth、AUX入力対応、音声アシスタントボタン搭載 | 左に同じ |
| ステレオペアリング | 対応(2台でパーティモード可) | 左に同じ |
| 音量・音場のスケール感 | 室内利用に十分。音量はやや控えめ。 | より広がりがあり、屋外・広い部屋向き。 |
| 価格帯(目安) | 約23,500円前後 | 約38,500円前後 |
| おすすめ用途 | 軽量・持ち歩き重視、日常使い向け | 音量・スケール重視、屋外・ホームパーティ向け |
比較表からもわかる通り、基本性能は同じで、+ IIじゃないとできない機能みたいなものはありません。単純にパワフルになったくらいの変化です。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 小型なのに低音がパワフル
- 1年以上お風呂でも問題なし
- 360°どこからでも聴きやすい
- 見た目がミニマルで高級感あり
デメリット
- Bluetooth接続がやや不安定
- 映画用途では低音が強すぎる
- Micro-B端子が古い(Type-C非対応)
こんな人におすすめ
| タイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 音楽メインで使いたい人 | ★★★★★ |
| お風呂・キッチンで使いたい人 | ★★★★★ |
| 複数デバイスで切り替えたい人 | ★★☆☆☆ |
| 映画・ドラマ視聴メイン | ★★☆☆☆ |
| 屋外利用(キャンプ等) | ★★★★☆(+IIが◎) |
まとめ
Bose SoundLink Revolve IIは、「家で高音質に音楽を楽しみたい」「お風呂でも使いたい」人にベストなスピーカーだと思います。
防水性能・音質・耐久性のバランスが非常に優れており、 「音楽を日常に溶け込ませたい人」にピッタリの製品だと思います。



