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MacBookのキーボードカバーの功罪

投稿日: 2025-01-13 | カテゴリ: ガジェット

最初に

頻繁にキーボードを叩く人であれば、1年もすればMacBookのキーボードは汚れが目立つと思います。 黒いキーボードであれば一見皮脂の汚れのような嫌な光沢が消えなくなるし、キーボードの間にも小さなゴミが入り込んでしまいます。

丁寧に使えば汚れないと思った方には悲報なのだが、キーボードを頻繁に叩く人であれば間違いなく1つの汚れがついてしまいます。 それは、先ほど言及したキーボードの光沢(テカリ)汚れです。

一見皮脂の汚れのように見えるのだが実はそうではないです。 新品時はキーボード表面は細かくギザギザしているのでマットな質感らしいのですが、キーボードを叩くうちに平らになってしまい、それが結果的に光沢があるように見えるようです。 優しくタイピングすればひょっとしたら削れなかもしれないが、それは作業効率を大きく落とすだろうし、キーボード表面の摩耗は避けれれないでしょう。

※テカリは摩耗が原因だと聞いたとき信じられず、キーボードのキーを一部を外して食器用洗剤でかなり徹底的に洗いましたが、テカリは取れませんでした。 どうやら皮脂が原因ではないというのは本当らしいです。

ではキーボードが汚れないためにはそうしたら良いのかというとキーボードカバーを使うことが唯一の策だと思います。 Amazonで大体1000~2000円で購入できる.自分自身MacBook Air用とMacBook Pro用のものを持っているが,それについてメリデメを話して見ようと思う.  

メリット

デメリット

以下箇条書きして点について補足していきます。  

まずメリットですが、「キーボードが汚れないこと」これに尽きるでしょう。 逆にこれ以外何のメリットもないです。強いていうならタイピング音が鈍い音になるので、周りの人の邪魔にならないという点はメリットになり得るかもしれないでしょうが、、、   そして次にデメリットだが、3つの大きなものがある。まず排熱についてです。 俺はMacBook Air(intel, 2020)用のキーボードカバーを持っていたが、このモデルはキーボードの隙間から排熱をする仕様です。 故にキーボードカバーは、かなりデバイス自体に負担を掛けるものと言えます。 このモデルはただでさえ発熱が目立つ端末であるから排熱の問題は非常に気掛かりでした。

Appleシリコンを積んだモデルは発熱が抑えられていることが挙げられるし、さらに言えばMacBook Pro(M3)には背面に排熱口が用意されています。 ですので、俺のMacBooK Airよりは排熱について過敏になる必要はないでしょう。 ただし、キーボードからの排熱も想定して作ってあると考えられるため、この問題が完全に解決した訳ではないです。

次にタイピングの感触(打鍵感)が良くない点です。 キーボードカバーを装着してしまうと、押し込める幅が小さくなるせいなのか打鍵感が非常に悪くなります。 もとより押し込む感触があまりないMacBookのキーボードですが、この感触がさらに薄くなります。 慣れの問題かと最初は思っていたが1年ほど経過して尚,慣れないということは今後も慣れることはないでしょう。 そしてこの問題は作業満足度を下げるだけでなく、タイピング速度が落ちることにもつながります。 なので高速で文章を打ち込みたい時などは外して使うことが多々あったです。

最後に装着したまま画面を閉じるとディスプレイにダメージがある問題があります。 明確にダメージが入るという情報源があるわけではないのだが、圧迫してしまうということは直感的に問題があると考えられます。 持ち運ぶ際にはキーボードケースに毎回入れて持ち運ぶ必要があり、これも少々手間です。

結論

最後にキーボードカバーを使用するべきか否かの結論を出して終わろうと思います。個人的には購入するべきである.ただし使い方は,以下通りである.

上のような使い方が個人的に最適解だと思います。 綺麗にパソコンを使いたい気持ちはよく分かるが、それが原因で作業効率や作業満足度を落とすのは割に合わないです。 そこで基本的には使用せず、何かを食べて手が汚れているときだけ使用するという使い方が考えられます。