
AWSでブログ運営する時の費用は?
投稿日: 2025-01-04 | カテゴリ: 開発ブログを立ち上げるとなると大きく2つの方法が紹介されると思います。一つ目が、note、はてなブログ、Qiitaといった無料ブログ、そして二つ目が自身でレンタルサーバを借りて立ち上げる場合です。 ただしAWSを学んだ人からすると、サーバだけ借りてきて、自身でWebサーバを立ち上げてみるのも面白そうだと感じる人も少なくないはず。 この記事では、AWSでブログ運営するのにかかる費用とレンタルサーバを使用する場合の費用をそれぞれ見比べて紹介します。
AWSでブログ運営するのにかかる費用
使用するのに使うAWSサービスを以下にします。
- EC2 t2.micro:11$(AWSアカウントを作ってから一年は無料枠のサーバであるため)
- Amazon SES:0.1$(メール配信機能用)
- Amazon Route53:0.5$(ドメインのルーティング処理のため)
- Elastic IP:0$(EC2を常に稼働しているとする)
合計:11.7$/月(1$=160円の場合、1872円)
ちなみに、EC2において記事作成現時点で最も安いt4.nanoに切り替えた場合、合計4.5$(720円)まで価格を下げれるようです。 なお、ブログ記事の管理としてRDSを入れる場合、月額4000円は超えると思いますが、RDSは使わなくてもブログ運営できますので、今回は入れませんでした。(現時点で私も使っていませんし。)
レンタルサーバとwordpressで運営する場合
レンタルサーバ国内大手はXserverだと思うので、Xseerverを使うと仮定します。
- レンタルサーバ(スタンダード12ヶ月契約):1100円/月
- WordPress(年間):5000~15000/年
合計:1500円~2350円/月
レンタルサーバやWordPressはよく割引をしているようなので、上手く買い物ができれば月額1000円程度で契約できそうだなと感じました。 逆に下手な買い物をすると、月2000円は超えるのでAWSよりも高くつく場合もあると思います。
微禄:どっちを勧めるか
まず、私は大学生時代にレンタルサーバとwordpressを用いてサイト運営をしていた時期があり、そして現在ではAWS上でこのサイトを立ち上げています。 その経験から結論を出すと、AWSを使える人はAWS上でサイト運営をすることを勧めます。 最大の理由は、ブログ運営を通して、AWS, git, php, javascript, css, webサーバの仕組みについて学ぶことができるからです。 私はSIer畑の人で、日頃自身で手を動かして作業できる環境にいないので、こういった作業をできるのはやっていて普通に楽しいです。
javascript, php, cssの編集といった技術的な作業に疲れたら、記事作成をすれば良いので飽きにくいとも感じています。 価格はレンタルサーバを用いた時よりも高くなりますが、学べることが多いのでAWSを用いたサイト運営は十分おすすめできると感じます。
まとめ
結論安さを取ればレンタルサーバですが、AWSは色々学べることが多いと思います。 参考になれば幸いです。