私は現在、仕事では会社支給のWindows、自宅ではMacBook Pro という“OSの2台持ち”生活を続けています。
実は私、高校時代は安いWindows機を使っていて、「Windows=使いにくい・ダサい」という偏見を持っていました。大学生になって親に買ってもらったIntel製MacBookを使い始めてからは、完全にMac信者。「社会人になってもMacを使いたい」とすら思っていました。
しかし、社会人になってそこそこ良いスペックのWindows PC(メモリ16GB)を使い始めると、その認識は一変しました。
「仕事をするなら、Windowsの方が圧倒的に速いじゃん……」
そう気づいてしまったのです。
それでも私は現在、プライベートの副業や開発には、MacBook M3 proを利用しています。
なぜOS2台持ちという一見すると効率が悪いことをしてまでも、あえてMacを使っているのか? この記事では、「これから副業を始めたい人は、どっちのPCを買うべきか?」という視点で、私の正直な体験談をお話しします。
1. 正直に言う。「作業効率」だけならWindowsが最強
まず、変なプライドは捨てて正直に書きます。 Excel、Word、PowerPoint……いわゆる「事務作業」や「資料作成」をするにおいて、 Windowsの快適さは異常です。
特にこの2年間で痛感したのが以下のポイント。
1.1 ウィンドウ操作のスムーズさ
Windowsは「Winキー + Shift + 矢印」で画面移動が瞬時にできます。 資料を見ながらExcelを叩く、チャットを返す、ブラウザで検索する。 この「複数ウィンドウを行き来する作業」に関しては、MacよりもWindowsの方が一枚上手です。
1.2 Officeソフトとの親和性(ショートカット)
仕事で染み付いたショートカット(Altキーを使ったアクセスキーや、ExcelのF2、F4など)がそのまま使えるのは大きいです。 MacでもOfficeは動きますが、微妙に挙動が違ったり、ショートカットが効かなかったりして、「あーっ!」となる瞬間がゼロではありません。
「副業で事務代行をしたい」「ライティングでWordを使い倒す」という人なら、私は迷わずWindowsをおすすめします。
2. それでも私が「自宅用にMac」を選ぶ理由
「じゃあ、家でもWindowsを買えばいいじゃん」 そう思うかもしれませんが、私は次もMacを選ぶと思います。
理由は大きく分けて2つ。「開発環境」と「モチベーション」です。
2.1 「開発者」としての体験が良い
私は将来、個人でWebサービスを作って稼ぎたいと考えています。 その場合、Macの環境(UNIXベース)は非常に強力です。
- ターミナル(黒い画面)での操作が直感的
- Linuxコマンドがそのまま使える
- Web開発のツール(DockerやHomebrewなど)の導入がスムーズ
WindowsでもWSL2などを使えば同じことはできますが、Macは「箱を開けた瞬間から開発者のための環境が整っている」という感覚があります。 コードを書いたり、サーバーを触ったりするなら、Macの方がストレスが少ないのは事実です。
2.2 「好き」という感情が継続を生む
これが一番大きい理由かもしれません。 私は単純に、MacBook Proというプロダクトが好きなんです。
- 画面(Retinaディスプレイ)の圧倒的な美しさ
- トラックパッドの吸い付くような操作感
- シンプルなキーボード
- マウスを使用しなくていいので、ベッド上でダラダラ作業もできる
副業や個人開発は、会社と違って「誰も強制してくれない」孤独な戦いです。 だからこそ、「触りたくなる道具」を使うことが、実は最強の生存戦略になります。
「Macを開くとテンションが上がる」
論理的ではないかもしれませんが、PCを開く回数が増えるなら、それは十分な機能の一つです。
3. もちろんMacにも弱点はある
もちろん、Macは万能ではありません。 毎日Windowsを使っているからこそ感じる「小さなストレス」もあります。
- 矢印キーが小さい:Excelのセル移動が多いと指が疲れる
- 外部ディスプレイの挙動:Windowsほど直感的ではない
- ファンクションキーが押しにくい:カタカナ変換(F7)などを多用する場合、Touch Bar世代やFキーが小さいモデルだと不便
- クラムシェルモードは電源が必須(Windowsでは、電源接続は必須ではない)
また、学生時代は「テンキーなんてダサい」と思っていましたが、社会人になって数字入力をし始めると「テンキーやFキーがあるフルキーボードこそ正義」と痛感しました。 こういった「実務上の細かな不便さ」があることは否定できません。
3.1 【解決策】Windowsの快適さは「アプリ」で再現できる
ただ、これらの不便さの9割は、無料アプリを入れることで解決できます。 私が実際に導入して、「これならWindowsと同じ感覚で使える!」と感動したのが以下の3つのアプリです。
① Rectangle(ウィンドウ整理)
Windowsの「Winキー + 矢印」で画面分割する機能を、Macで完全に再現できます。 これを入れるだけで、Macのウィンドウ操作のストレスがゼロになります。
② AltTab(ウィンドウ切り替え)
Mac標準の切り替え(Command + Tab)はアプリ単位ですが、これを入れるとWindows(Alt + Tab)のように「ウィンドウ単位」で切り替えられます。プレビューも表示されるので、Windowsユーザーには必須です。
③ Shottr(スクリーンショット)
Mac標準のスクショも優秀ですが、Windowsの「Snipping Tool」のように、撮った瞬間に矢印を入れたりモザイクをかけたりできる軽量アプリです。ブログ用の画像作成が爆速になります。
これらを入れることで、「操作感はWindows、中身はMac」という最強の環境が作れます。
4. 「Windows脳」のままMacを使うための割り切り
もちろん、平日はWindowsを使っているので、休日にMacを使うと「キー配置の違い」に戸惑うことはあります(CtrlとCommandの違いなど)。
ただ、私はこれを 「脳のスイッチ」として利用しています。
- Windowsの画面を見る = 仕事モード(Excel、事務処理、他人からの依頼)
- Macの画面を見る = 自分モード(ブログ、開発、未来への投資)
OSを変えることで、物理的に気持ちを切り替える。 「休日にWindowsの画面を見ると、なんとなく仕事のメールを思い出しちゃう」という人には、 このOSによる強制的な気分の切り替えは意外と効果的です。
5. 結論:あなたは何をしたいのか?
結局、「どっちを買えばいいの?」と迷っている人へのアドバイスは、「そのPCで何をしたいか?」の一点に尽きます。
A. 「今の仕事の延長」で稼ぐなら Windows
- 事務代行、データ入力、資料作成代行など
- 本業と同じExcelショートカットを爆速で使いたい
- 「ツール」としてのコスパを最優先したい
B. 「新しいスキル」で稼ぐなら Mac
- プログラミング、Webデザイン、ブログ執筆、動画編集など
- 将来、ITエンジニアやクリエイターとして独立したい
- 「形から入る」ことでモチベーションを上げたい
まとめ
私は、仕事道具としてのWindows PCを心からリスペクトしています。 ですが、自分の未来を作るための相棒としては、やっぱりMacBook Proを選びます。
今の時代、ブラウザベースのアプリ(Notion, Canva, ChatGPTなど)が増えたので、正直どちらのOSでも「できないこと」はほぼありません。
だからこそ、最後は「どっちを使っている時の自分が好きか?」で選んでしまっても、案外後悔しないものですよ



