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SIer兼ブロガーとしては、MacよりWindows?!

投稿日: 2025-05-31 | カテゴリ: 雑談

ありふれたテーマではありますが、今回は「MacとWindows、どちらが仕事に向いているか?」について書いてみます。

私はSIerの会社員として日々Windowsを使い、プライベートではMacを使ってブログ執筆や個人開発をしています。 このように両方のOSを日常的に使っている立場として、比較していこうと思います。

大学時代からずっとMac派で、現在はM3 MacBook Pro(約44万円)を使っています。

しかし、社会人になってからは会社支給のWindowsを使わざるを得ず、最初は戸惑いつつも、 最近は「仕事においてはWindowsの方が使いやすいかも?」と感じることも増えてきました。

本記事では、そんな私の実体験をもとに、それぞれのOSのメリット・デメリットを整理していきます。


Windowsの使いやすい点

  1. Windows + ↑ で画面最大化できるのが便利
  2. Windows + Shift + 矢印キー でモニター間移動が簡単
  3. ExcelやPowerPointとのショートカット連携が豊富で効率的

これらのショートカットは、パソコン操作が多いSIer業務には不可欠です。 キーボードだけで操作できる場面が増えるため、マウス操作が少なく済むのも助かっています。


Windowsの苦手な点

  1. エクスプローラーの動作が不安定なことが多い
  2. エクスプローラーの新規タブ作成ショートカットでフリーズすることがある
  3. コマンドプロンプトやPowerShellがTerminal(Mac)に比べて使いにくい
  4. OneDriveの影響でフォルダパスが複雑になる(初期設定で変更不可)
  5. OneDriveの制限により、Jupyter Labが使えるフォルダが限られている

特にOneDriveの挙動が厄介で、Pythonの環境構築やフォルダ管理に影響が出るのは悩ましいところです。 詳細はこの記事では触れませんが、結構困ります。


Macの優れている点

  1. ターミナルでLinuxコマンドが使えるので作業効率が高い
  2. デザインや触っているときの高揚感がある
  3. トラックパッドだけで快適に操作できる(マウス不要)

Terminalの使いやすさや見た目の美しさなど、開発者やクリエイターにとっては魅力的な要素が多いです。


Macの不便な点

  1. 矢印キーが小さくて押しにくい(Windowsに慣れると特に感じる)
  2. クラムシェルモードには電源接続が必須
  3. ファンクションキーが押しにくい
  4. GPU非搭載(特にAI開発や重い処理には不向き)

また、Macではモニター間移動が標準でできず、「Rectangle」などの外部ツールを入れる必要があります。 ただしそのツールも、他のショートカットとの相性が悪かったり、キーの配置が使いにくいという難点があります。


Windowsを使い始めて変わった価値観

テンキーレス神話が崩れた

学生時代はUS配列のMacBookのようなテンキーレス&ミニマルなキーボードが正義だと思っていました。 実際、今のM3 MacBook ProもUS配列です。

しかし、社会人になってショートカットを多用するようになると、テンキーやファンクションキーのありがたみが身にしみてきました。

トラックパッドへの評価が下がった

キーボード中心の作業が圧倒的に増えたことで、トラックパッドの出番は減りました。 むしろPowerPointを操作するときは、マウスの方が効率的な場面も多いと感じています。


地味だけど気づいた違い

この点も小さな差ですが、毎回シャットダウンしなくて済むMacの方がプライベート利用には向いていると感じます。


次に買うのはどっち?

まだM3 MacBook Proは現役バリバリなので買い替え予定はありませんが、仮に次を買うとすれば「Macを選ぶ」と思います。 なぜなら、将来的にはフリーランスエンジニアとして独立したいという願望があり、仕事もプライベートも一台でこなすデバイスが必要だからです。 Macの「モニター間移動できない問題」も、3枚ディスプレイを買えば解決できると割り切れます。(その頃にはお金持ってる想定) それなら、使っていてテンションが上がるMacを選びたいですね。


まとめ

今後もこの二刀流スタイルで、自分の働き方に最適な環境を模索していきたいと思います。