SIerに入ってからのこの2年間、私は 仕事はWindows、自宅ではMac という“両刀使い”生活を続けてきました。

学生のころはずっとMac派だったのに、社会人になってWindowsを本格的に使い始めてからは、
「仕事効率に限ればWindowsはめちゃくちゃ優秀」
と認識が変わりました。

一方で、開発・執筆・学習のような“自分の時間の作業”になると、
Macのほうが圧倒的に気持ちよく、集中力が続くことも身に染みています。

この記事では、
「20代のSIerはどっちを買えば後悔しないのか?」
という視点で、私のリアルな比較をまとめます。

1. SIer業務ではWindowsが圧倒的に強い理由

入社直後から毎日のように感じていたのが、
ウィンドウ操作の快適さはWindowsのほうが圧倒的に上
ということです。

資料を見ながらExcelを編集し、別のモニターでTeamsを開き、さらに検証環境のブラウザを並べる。
この“複数画面を同時に扱う作業”が、Windowsだとほぼストレスなくできます。

特に、

  • ウィンドウのスナップ配置が直感的
  • モニター間移動がショートカット一発
  • Excel・PowerPointとの相性が抜群

このあたりは、SIerの毎日の作業と驚くほど噛み合っています

対してMacは Mission Control で“アプリごと”に扱う思想があり、
ウィンドウ単位の細かい配置は外部ツール(Rectangleなど)を導入しないとやりづらい。

その差が、作業スピードに直結します。

2. ただし、Windowsにもストレスはある

便利な一方で、2年使ってきたからこそ見えてきた弱点もあります。

エクスプローラーの不安定さはどうしても気になります。
フォルダを複数開いているだけで動作が重くなったり、フォルダで新しいタブを開くとフリーズしたり……
小さいけれど、積み重なると作業のリズムが削られます。

また、PowerShellやコマンドプロンプトは開発用途としては決して悪くないのですが、
Macのターミナルと比べて“入っていきやすさ”が弱いのも事実です。

3. 個人開発・ブログ・勉強ではMacが圧倒的に快適

自宅に帰ってMacを開くと、作業の感覚が一気に変わります。

MacはUNIXベースなので、
Linuxに近い環境が標準で整っている
というのが本当に大きい。

Python、Node.js、Git、Dockerなど、
Web開発まわりのセットアップが自然に進みます。
エラーも読みやすく、調べればすぐに解決できる。

UIも美しく、トラックパッドも直感的で、
コードを書いたり記事を書くときの“没入感”はWindowsより明らかに高いです。

4. もちろんMacにも弱点はある

ただし万能ではありません。

特に感じるのは、

  • 矢印キーが小さく、スプレッドシートの操作が多いと押しづらい
  • クラムシェルモードは電源が必須(Windowsでは、電源接続は必須ではない)
  • 外部ディスプレイの挙動が独特で慣れが必要
  • ファンクションキーが押しにくい

といった、“仕事で酷使する場合の不便さ”。

Windowsのように初期設定のまま“全部整っている”わけではないので、
用途が違うと不満が出ます。

5. 両OSを2年併用して変化した価値観

2年の両刀生活で、自分でも意外だったのは次の2点です。

(1)テンキーレス神話が崩れた

学生時代はミニマルなMacこそ正義だと思っていました。
しかし、社会人になってショートカット作業が毎日続くと、
テンキーやFキーのありがたみを痛烈に感じるように。

(2)休日にWindowsを触ると仕事を思い出してしまう

これ、多くのサラリーマンが共感してくれると思います。

平日にWindowsをずっと触っているからか、
休日も同じ画面を見ると、どうしても“仕事の脳”が立ち上がってしまう。
逆にMacを開くと、気持ちが切り替わって自然と作業に入れる。

「OSによる心理的切り替え」も、意外と大事な要素でした。

6. 結論:20代SIerは“Windows × Mac”の併用が最強

ここまでの比較をまとめると、こうなります。

  • SIer業務(Excel・PowerPoint・多画面作業)はWindowsのほうが速い
  • 個人開発・ブログ・勉強はMacのほうが集中しやすい
  • 両OSを使い分けることで、作業効率だけでなく“気持ちの切り替え”まで整う

どちらが優れているかではなく、
「OSに役割を持たせる」 という考え方が一番しっくりきています。

7. 次に買うならどっち?

私はたぶん次もMacを買うと思います。

理由はシンプルで、
仕事以外の時間をいちばん快適にできるOSだから。

ただし、仕事では引き続きWindowsを使い続けるでしょう。
つまり、両刀体制はまだまだ続きそうです。

まとめ

  • Windowsは“仕事の即戦力”、Macは“創作の相棒”
  • OSは優劣ではなく“役割”で選ぶほうが後悔しない
  • 20代SIerなら、仕事用Windowsと自宅用Macの組み合わせは特に相性がいい
  • 心理的にも、休日はMacに逃げる方が集中しやすい

2年の両刀生活で気づいたこの結論が、
これからPC選びをする若手SIerにとって少しでも参考になれば嬉しいです。