
びっくりマークはビジネスマナーに反するのか?
投稿日: 2025-05-18 | カテゴリ: SIer現代のIT業界では、Slack、Teamsといったチャットツールを使ってやり取りするのが当たり前になってきました。 メールよりもスピーディーにやりとりできるため、日々のコミュニケーションはほとんどチャットで済ませることが大半だと思います。
そして、こうしたツールには、スタンプや絵文字、びっくりマーク(!)など、感情やニュアンスを伝えるためのツールが多く用意されています。 ただ、ふと「ビジネスの場でびっくりマークって使っていいのかな?」と疑問に感じる瞬間もあると思います。
職場で使用するのか
結論としては、私はびっくりマークは多用しています。 理由は、私の上司もびっくりマークは使用しているのを頻繁に見つけるためです。 感覚的には、20~40手前くらいの方であれば、びっくりマークは使用している感じです。 20台に絞れば、絵文字もチラホラ使用していると思います。
私の場合は、絵文字はまだ使わないなという感じです。 というのも、そもそもプライベートでも殆ど使いませんしね。
ありがとうや承知しましたをスタンプを済ませて良いのか
これは特に新人の頃に悩むポイントかもしれません。
私自身も仕事を始めたばかりのころは、どんなに簡単な用件でも「ありがとうございます」や「承知しました」といった返答を、きちんと文字で返していました。 しかし、業務量が増えるにつれて、一つひとつを丁寧に返す余裕がなくなってくるんですよね。 それに、その一言を返す時間は、仕事に使った方が良いと思うようになってきます。
そのため、最近では、軽い連絡や定型的なやりとりはスタンプで返すようになりました。 たとえば、「ありがとうございます。」とか「承知しました。」のようなケースですね。 ただし、重要な内容や、誤解が生じそうなやりとりの場合は、今でもしっかりチャットで返すようにしています。 また、関係が深くない人とのコミュニケーションの際は、証跡を残す意味でも、チャットしています。
ベストなのは、「自分は、簡単な用件はスタンプで返すスタイルです」とやり取りをする関係者に一言伝えておくことかもしれません。 でも、私のような低い立場では、わざわざそう言うのも少し気が引けるな、と思って今のところは自然に運用しています。
大学生の時
理系大学生であれば共感すると思いますが、私の大学時代はSlackで研究室の先生と連絡をとっていました。 その時は、絵文字を使ってやり取りは勿論ですが、びっくりマークを使ったやり取りもなかったように思います。
その最大の理由としては、上司(先生)と仲が良くなかったこともあると思います。 その点、今は上司や周りの方との人間関係が良好なこともあり、少しカジュアルな会話(びっくりマーク付き)ができているのかも知れないと感じました。
まとめ
ビジネスチャットにおけるびっくりマークやスタンプの使用は、一概に「良い」「悪い」で判断できるものではないと思います。 ポイントは、すべてのコミュニケーションに言えることでもありますが、やはり「相手に合わせる」「場面に応じて使い分ける」ということ。
カジュアルすぎても失礼になることはありますが、逆に堅苦しすぎても距離を感じさせてしまうかもしれません。 適度にびっくりマークやスタンプを使って、柔らかさや親しみやすさを演出するのも、現代のビジネスマナーの一つなのかも知れないと思います。
以上、ありがとうございました。