Slack・Teamsといったチャットツールが業務コミュニケーションの主流になり、 文章だけでは伝わりにくいニュアンスを “びっくりマーク(!)” やスタンプで補う場面も増えました。

しかし、新人のうちはふとした瞬間に 「ビジネスでびっくりマークって使っていいの?」 「スタンプだけ返すのは失礼じゃない?」 と迷うことも多いはずです。

この記事では、現役SIerの経験をもとに、

  • びっくりマークは職場でどこまで許容されるのか
  • スタンプで返事をして良い場面・良くない場面
  • 若手がやりがちな“危ない使い方”
  • 結局どう使い分ければ失礼にならないのか

をまとめました。

結論:使っていい。ただし「相手と場面」に合わせるのが絶対ルール

びっくりマークも絵文字もスタンプも、現代のIT業界では普通に使われています。 特に 20 代〜40 代前半くらいの層はよく使っている印象です。

ただし、使いどころは選ぶ必要があります。

  • ✅ ちょっとした連絡 → びっくりマークOK、絵文字OK、スタンプOK
  • ✅ 定型的な返事 → スタンプでもOK(承知しました/ありがとうございます など)
  • ❌ 重要連絡・誤解が起きやすい話 → 文章で返すのが安全
  • ❌ 距離が遠い相手・社外 → 基本は文章。びっくりマークは文章内での軽い表現なら許容されるが、絵文字・スタンプは避ける。

つまり、マナーの本質は 「自分が使いたいかどうか」ではなく「相手がどう受け取るか」です。

びっくりマークは職場で使われているのか?

職場文化によって多少の差はありますが、最近のIT業界ではびっくりマークはかなり一般的です。 私の周囲でも、40代以上の上司を含めて普通に使われています。

業務の中でも、「承知しました!」「ありがとうございます!」 のように、柔らかさを出すための使い方は頻繁に見かけます。

絵文字やスタンプは職場で使われているのか?

びっくりマークに比べると、絵文字を使う年齢層は明らかに若くなります。 とはいえ、20代〜30代の若手〜中堅は抵抗なく使っています。

スタンプも、気軽な連絡に対しては普通に使われています。

ただし常識として、上司からの指摘や、関係者がわざわざ作業してくれた場面などに対して、 「承知しました」「ありがとうございます」をスタンプだけで返すのは失礼です。

こうした“相手の配慮が発生している場面”をスタンプだけで返すと、 「雑に扱われた」と受け取られる可能性があります。 そのため、この手の連絡だけは文章で返すのが無難です。

「承知しました」「ありがとうございます」をスタンプで返していいのか?

これは新人が最も悩む部分だと思います。

私自身も、入社したばかりの頃はどんなに軽い連絡でも 「ありがとうございます」「承知しました」をすべて文章で返していました。

しかし、業務量が増えてくると、 「全部文字で返すのは非効率だな…」 と感じるようになります。

そのため、最近では軽い連絡や定型的な返答はスタンプで済ませています。

  • ありがとう → スタンプでOK
  • 承知しました → スタンプでOK
  • 確認が必要な内容 → 文章で返す
  • 重要な内容 → 必ず文章

また、関係が深くない相手にはスタンプを使いません。 誤解を避けるためにも、証跡として文章を残す方が安全だからです。

「自分は軽い連絡はスタンプで返します」と宣言しておくのが理想ですが、 私のような若手の立場だと言いづらいので、自然に運用しています。

学生時代と社会人の違いを感じた話

大学時代、私は理系だったため、研究室との連絡はSlackでした。 その頃は絵文字を使うことはあっても、びっくりマークを使った記憶はあまりありません。

理由は単純で、先生との人間関係がそこまで良くなかったからだと思います。

今は職場の上司やチームメンバーと関係が良いので、 びっくりマークを使ったカジュアルなコミュニケーションも自然にできているのだろうと感じています。

まとめ:びっくりマークもスタンプも「相手と距離感」を見るのが正解

ビジネスチャットにおける表現は、 「使うべき」「使わないべき」と単純に割り切れるものではありません。

大事なのは、

  • 相手との距離感
  • チームの文化
  • 話題の重要度
  • 誤解のリスク

このあたりを踏まえて、表現を調整することです。

カジュアルすぎると失礼になりますが、 堅苦しすぎても距離が生まれるのが現代のコミュニケーション。 ちょうど良い“温度感”の調整こそが、今のビジネスマナーなのだと思います。

以上、ありがとうございました。